現況測量と境界確定測量の違い|土地の目的に合う依頼方法
測量を依頼するときは、まず「図面を何に使うか」を伝えることが大切です。現地の形状を知りたいのか、土地の境界を確認したいのか、高さを設計に使いたいのかによって、必要な調査と成果物が変わります。
相模原をはじめ、神奈川・東京で土地の購入や売却、建築を検討している方向けに、依頼前の整理方法を紹介します。
3つの測量を、目的から整理する
| 名称 | 主な目的 | 依頼時の確認点 |
|---|---|---|
| 現況測量 | 土地や建物、塀などの現況を図面にする | 何を測るか、境界の扱い、図面の使用目的 |
| 境界確定測量 | 資料調査や関係者との確認などを通じて境界を明らかにする | 隣接地・道路との確認範囲、必要書類、登記の要否 |
| 高低測量 | 敷地や道路などの高さ・高低差を把握する | 高さの基準、測定箇所、設計に必要な範囲 |
名称だけで契約内容が決まるわけではありません。現況測量に高さの計測を含めるなど、組み合わせる場合もあります。見積もりでは、対象範囲と納品される図面を確認しましょう。
現況測量の図面だけで境界が確定するとは限りません
現地に塀やフェンスがあっても、それだけを根拠に土地の境界と判断することはできません。現況を描いた図面と、必要な調査・確認を経た境界に関する成果物は、目的が異なります。
日本土地家屋調査士会連合会は、土地の分筆登記に必要な調査・測量について、登記所の資料、現地の状況、隣接所有者の立会いなどから筆界を確認する仕事と説明しています。登記が関係する場合は、最初にその予定を伝えてください。
依頼前に伝えたい4つのこと
- 目的:購入検討、売却、建築設計、分筆など、何のために必要か。
- 対象:土地の所在地・地番と、分かる範囲の面積。
- 資料:過去の測量図や境界確認に関する書類の有無。
- 期限:契約、設計開始、引き渡しなど、どの時点までに何が必要か。
例えば建物の配置を検討する場合は、設計担当者に「どの範囲の現況と高さが必要か」を確認してから依頼すると、追加計測の要否を整理しやすくなります。売却に使う場合は、取引で求められている成果物を仲介担当者にも確認しましょう。
測量と登記の担当範囲も確認する
ケイズプランニングは、不動産物件調査、一般測量、造成設計・開発許可申請を案内しています。登記手続きは提携する土地家屋調査士・司法書士が担当します。相談時には、測量だけを希望するのか、登記を含む手続きの整理が必要なのかをお知らせください。
よくある質問
どの測量が必要か分からない場合は?
業務名を決めずに、土地の利用目的と、図面を提出する相手・期限を伝えてください。必要な業務範囲を確認する出発点になります。
古い図面があれば、新しい測量は不要ですか?
図面の作成目的や記載内容、現地の変化によって判断が変わります。古いという理由だけで捨てず、作成年月が分かる状態で共有しましょう。
神奈川・東京での測量・土地調査のご相談
土地の所在地、ご相談の目的、ご希望の時期をお知らせください。ケイズプランニングの業務内容と担当範囲は、事業紹介でご確認いただけます。